ジュンク堂書店那覇店さんで開催のイベント
第2回 知的書評合戦『
ビブリオバトル』
に出場してきました。
ちはや書房によく来てくれる平川くんが
第1回に出たよ、というのは
ボーダーインク新城さんに聞いていたのですが
「好きな本をお勧めするのはいいとして、大勢の前でのプレゼンやるなんて(意外と)度胸あるなあ、平川くん」
と思ったくらいで、
いろんな人の書評を聞くのはすごくおもしろそうだけど、発表する側になるなんて全く想像もしませんでした。
人前での発表とか、いつからかスゴく苦手になってて、アガリ症というのか
心臓の音が耳元で聞こえたり、顔中が赤くなってくのがわかるくらいのぼせちゃって
何言ってるか自分でもよくわかんなくなる事が昔沢山あったのです。
だから、怖くてそういう場は極力避けてきました。
それが先日の【ブックパーリーNAHA】プレパーリーの夜、
ジュンク堂細井店長とウララ宇田さん、ダムダム小原さん、ブッキッシュあすかちゃんと呑んでたら
なんだかじゃんけん大会になり、いつの間にか「ビブリオバトル」出場を約束していたのです。
お酒ってコワイですねえ、
なんか何だって出来るような気になっちゃうんだよなあ40歳になっても。
今日も出場前は、平気なフリしてたけど
朝からトイレ10回くらい行ったしオエッとなるやつもひさびさにやってました。
「5分だけ!」がんばればいいんだと自分に言い聞かせ、
初出場のもうひと方と励ましあってるところへ
平川センパイが余裕の表情で現れ
ゆっくり立ち読みなんかしてるからなんか
負けてらんね、って気分になってきて、すこし落ち着きました。
それでも長時間の緊張には耐えられそうもないので
トップバッター志願しクイック出陣。
場の温め役に徹しよう、と
「
ビブリオバトル王に、俺はなる!」
とツカミの一発をかましました
(ボーダーインクtwitterより拝借)
店内のお客さんが一斉に振り向く
・・・という事はまったく無く
みんな全然気にもしないで買い物してるお客さんばっかりでこっち見てくれないし
客席で
「(また) やった」 という小声がしたのは絶対ボーダ新城さんだし
観に来てくれた宮脇書店国際通り店の上諸店長のイケメン顔は苦笑いに見えるし(私の被害妄想だと思います)
そっからあとは何を話したものやらよく覚えていません。
今回のテーマは「たべもの」。
なので水木しげる作品を「たべもの」視点で紹介するつもりだったのですが、少しは伝わったかな・・・
予定では
ツカミ⇒自己紹介・10月ブックパーリー⇒本題「水木しげるマンガ大全集」⇒水木しげるマンガの3大ジャンル
⇒妖怪マンガは社会風刺マンガ⇒ニヒリズム・ユーモア⇒”たべる”シーン考察・生命力
⇒水木漫画で食べたいたべものベスト3⇒「奇妙な味」・シメ
とメモしていたのですが、
自分の悪筆のせいで全然読めないし時計見たら結構時間ないしで
だいぶはしょっちゃいました。支離滅裂だったかも。
キチンとしたバージョンを聞きたい方は
ビール(おつまみ付)持って ちはや書房に遊びに来て下さい。
平川くんの方は、さすが余裕ある顔してただけあって、すらすらとプレゼン。(←好内容)
シメもしっかりキメたところで、残1分30秒。
「じゃあ質疑応答でも」 なんて平川くん余裕しゃくしゃくで言ったら
「いや、5分間いっぱいプレゼンです」 と返され
とたんにめちゃくちゃ動揺して
しどろもどろになり
客席に話しかけたりして
「じゃ、じゃあ、お気に入りの一節を・・」 と言ったはいいが
その頁をめくってるうちに時間切れ
いつもの平川くんにもどって
ちょっとホッとしました。
最終的に「ビブリオバトル王」にはなれませんでしたが
平川くんと同点2位でした。
(写真は平川くんブログより拝借)
そうとうキンチョーしましたが、終わってみると面白かったです。
こんどはみんなの書評をじっくり聞くのを楽しみたいなあ
ご来場のみなさん、ジュンク堂のみなさん、出場者のみなさん、ありがとうございました!!
「水木しげる漫画大全集」、ボンボン売れますように!!