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2015年06月07日

【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編

『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』(ボーダーインク)
発売を記念して、
著者の新城和博氏と歩く、街歩きイベントが
昨日行われました。

・・・出版社:ボーダーインクHPより抜粋・・・・・・・・・・
変化する街、失われた町、それが〈那覇まち〉。
■沖縄・那覇生まれ育ちの著者が、復帰後の那覇、戦前の那覇の風景、痕跡をもとめて、
ひとりほろほろと歩いて綴った待望の〈まち歩き〉エッセイ。
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ゆいレール旭橋駅広場に集合した11名。
欠席・遅刻者無しでスタート!
書籍の冒頭部分を、著者ご自身が朗読。
この後も随所で本の朗読タイムあり。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


著者:新城和博氏。
初めての試みで実は緊張していたそうな。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


旭橋交差点・高架橋から。
琉球王朝時代の古地図で見ると、ここは海。
皆さん想像力を働かせています。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


明治橋付近。
外資系ホテルのすぐ横。ここ数年で目まぐるしく変わった場所。
むかしは材木が積み上げられていたなんて・・。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


ディナークルージング船発着の海岸線あたりを過ぎて、
ようやく那覇の街中に入っていきます。

戦前の那覇の中心地であった、東町・西町界隈。

「ここがメインストリート!ここからどうぞ眺めてみて!」
と新城さんの声かけに、道路中央で立ち止まる皆さん。
車通りがかなり少ないので奥まで見渡せますね。

【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編

ここから要所: 県庁・市役所・銀行・郵便局・百貨店跡をめぐりました。
新城さんがその場所ごとに紹介する写真には、
モダンでかっこいい建物や、古い市場の青空店舗の様子、などなど。
「ココにコレが!?」とオドロキ連発です。


さらに 久米方面へ。
天妃宮跡。
すぐ裏は小学校なのですが、
中国と盛んに交易していた賑やかな港町を想像します。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


新城さん的見解トークも、時間と共に熱さが増し
身近な街の風景も一気に重厚な街に見えてきて
どんどん面白くなってゆきます。

加えて
東恩納寛惇・山之口貘・伊波普猷 といった沖縄歴史的人物ゆかりの地もめぐり、
「いま、ソノ場所にいる」贅沢感までプラスされてくるのです。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編




実は、道中かなり周囲の注目を浴びていたこの集団。
皆さんの真剣な目はあちこちに忙しく動き、頭フル回転で歩いていますから。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


2時間近くの那覇まち歩き、
最後は ちはや書房で、参加者感想タイム。
それぞれ、有意義に楽しんでいた様子が伝わってきました。
【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


車でビューっと過ぎちゃう日々は
早くてラクに過ごせるようですが、
このようにじっくりと歩くことなどは
実に贅沢な時間なのだと思ったイベントでした。

【新城和博と歩く!那覇まち歩き】 西町・東町編


『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』

その他の場所の紹介ももちろんあります。
新城さんが数年かけて歩き・調べて蓄積された、内容充実の濃い1冊です。
ぜひ、幅広い年齢の方に読んでいただきたいです。
昔に思いを馳せていただけるネタがたっぷり豊富ですよ。
風景写真もたくさん収録されています。

定価(1600円+税)

ちはや書房で絶賛発売中です!!


(ヒサエ)



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